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LIFEの基盤を支え続けた歴史
ストーリー
LIFEの基盤を支え続けた歴史

積水化学グループは、メーカーとして積極的に技術革新に取り組み、
社会基盤を支える重要な製品やサービスを創出してきました。

1947年に若き人材たちにより、積水化学工業の前身「積水産業株式会社」が誕生しました 。

より豊かな生活を目指す日本において、日本の生活やインフラに積水化学の製品が普及していきました。

1960年にまちなかのゴミ問題への取り組みを開始、企業としての社会的責任を消費者とともに全国でキャンペーンを展開するなど、取り組みを行いました。


1970年に暮らしを支える住宅として、セキスイハイム第1号商品「セキスイハイムM1」を開発、工場生産率80%を超えるユニット工法による、高品質、高性能、コストパフォーマンスの高さを実現したセキスイハイムは、良質安価な住宅の供給が急がれていた日本の住宅業界において、たちまち脚光を浴びることになります。現在も日本を代表する高性能住宅として進化を続けています。

1979年にメディカルプロジェクトを発足、1985年に世界初となる割れにくいプラスチック製真空採血管を発売。

1991年のバブル崩壊後の日本経済の低迷や世界同時不況などの厳しい事業環境に直面した際には、事業再編や生産拠点の統廃合などの構造改革に取り組みました。1997年には、業界でいち早く太陽光発電システム搭載住宅の発売を開始。いまは当たり前になりつつある暮らしも長年の取り組みの成果です。

2001年にカンパニー制をスタート。事業の選択と集中、経営の意思決定スピードアップを図り、、積極的なグローバル展開、メディカル分野への本格進出、CSR経営の取り組みなど、新たな成長へと歩を進めました。

そして20年間、プラズマ開発事業を行うなか、大気圧中でも使用できる大気圧プラズマを開発。その技術開発の末、大気圧プラズマ治療器Pidiが誕生しました。

100年経っても存在感のある企業グループへ
2017年3月3日、創立70周年を迎えました。社会の皆様に信頼され、100年経っても存在感のある企業グループであり続けるために、グループのさらなる成長と発展に取り組みます。

Innovation for the Earth
2020年に長期ビジョン「Vision 2030」を策定。「あらゆる世代が豊かな“Life”を享受できる」社会の実現のため、「“Life”を支える世界にかかせない企業グループ」を目指しています。

ペットの健康意識
​ペットの健康意識

ペットの健康意識調査では、健康に対して日頃から意識している飼い主は、90%以上

※株式会社PetVoice ペットの健康意識調査より

そして飼い主がケアしたい項目を問うアンケートでは飼い主の5人に1人が愛犬の「口腔ケア」を意識していることがわかりました。※株式会社topet(トペット)「飼い主がケアしたい項目」

さらに、年齢別でケアしたい項目では7歳以上が特に「口腔ケア」を意識していることがわかりました。

この調査から、飼い主のほとんどが愛犬のケアを意識しており、特に年齢を重ねると口の悩みが増える傾向にあります。

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Pidiの誕生とSEKISUIのDNA
Pidiの誕生とSEKISUIのDNA

犬の口腔治療は難しい。

動物病院での口腔治療は麻酔を前提とした治療のみで、多くの飼い主はやりたくないと感じています。

​しかし、3歳以上のワンちゃんの8割が歯周病*という現実。

 

また、口腔治療が必要にもかかわらず、治療を行わない理由を問うアンケートでは、77%の方が「飼い主に全身麻酔を嫌がられる」と回答。さらに44%の方が「全身麻酔のリスクが高い」と回答しています。

口腔ケアを怠った高齢のワンちゃんには治療のための全身麻酔ができないというリスクがあり、治療方法の選択もありません。

このようにワンちゃんに歯科処理が必要にもかかわらず、全身麻酔のリスクと費用で治療ができないという現状があります。

 

そこでより負担なく治療が可能な犬の口腔治療に着目。

積水の技術で、麻酔を必要とせず、手軽に、簡単に犬の口腔ケアができるPidiを開発しました。

 

口腔ケアの選択肢がない、ワンちゃんを救いたくても、救えない。

そんな口腔治療を必要とする全ての飼い主さんと獣医師さんへ新しい技術で貢献します。

Q治療が必要にもかかわらず、抜歯やスケーリング等の歯科処置を行わない理由は?

✔︎飼い主に全身麻酔を嫌がられる「77%」

✔︎飼い主の経済事情「71%」

✔︎全身麻酔のリスクが高い「44%」

​✔︎投薬での治療「3%」

出典:Zepeer協力獣医師202名 Webアンケート(18年)

​犬の口腔治療のスキーム

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自宅でのデンタルケア

​(歯ブラシ、ガム等)

​口腔状況が悪化

​スケーリング/手術/抜歯

出典:①Brodbelt et al.,2008a Table 3を基に編集

   ②臨床試験獣医師ヒヤリング結果

*米国獣医歯科学会(American Veterinary Dental Association)

77%

71%

44%

名前の由来

3%

​Pidiの名前の由来

「プラズマ技術(Plasma)で、ペット(it)、獣医(doctor)、飼い主(i)の3者に貢献し、

それらをつなぐ存在でありたい」という思いを込めて『Pidi(ピディ)』と名付けました。

また海外でよく用いられるペット呼称『バディ』にも似た語感で、親しみを持って呼んでいただけます。

​Plasma 

​it

​Doctor

i

​(プラズマ技術)

(​ペット)

(​獣医師)

(​飼い主)

 Pidi

(​ピディ)

​=

PidiとSEKISUIが目指す暮らし
PidiとSEKISUIが目指す暮らし

人が犬とともに過ごす、

なにげない、途方もなく幸せな日々に、私たちにできること。

ある家庭に「ピース君」というワンちゃんがいました。ピース君は14歳でした。

10歳の時に、お口の病気にかかりました。ピース君は口が長い犬種でどうしてもお口の病気になりやすい体質でした。それから3年間以上治療を頑張りました。

しかし、14歳になり、高齢犬となったピース君は全身麻酔に耐えられない体力になっていました。

先生は「お口の治療には全身麻酔が必要で、治療はできない」と判断。

為す術はなく、ピース君は天国へと行ってしまいました。

家族はピース君を心の底から愛していました。

はやくお口の病気を治して、まだ一緒に過ごしたいと思っていました。

家族には全身麻酔を必要としない口腔治療ができるPidiが必要でした。

現代のワンちゃんはドライフードなどでお口の唾液が減りやすく、お口の病気になりやすい。

そして正しく歯磨きができていない、健康への理解が広まっていないという現状があります。

こんな経験をする家族やワンちゃんを少しでも減らしたい。

そしてこれまで治療できなかった子たちに新しい選択肢を与えたい。

 

毎日の正しい歯磨きと、歯磨きでは取れない汚れを定期的なPidiによる口腔ケアで、ワンちゃんと飼い主が長く幸せに過ごす時間を。

ステートメント「人が犬と共に過ごす、何気ない、途方もなく幸せな日々」に貢献するため、SEKISUIは立ち上がります。

 

また、私たちは日々の安全管理や、新たな技術開発はもちろんのこと、地域と協働したまちづくりも支援しています。

 

神奈川県逗子市では企業版ふるさと納税を活用し、地域の環境問題への課題解決の支援や、ドッグランの整備を支援しました。

 

これからも地域のみなさまと一緒に課題を解決するリビングラボや人とペットの健康啓発を目的とした市民講座の開催など、私たちにできることに取り組んでいきます。

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